赤ちゃんと一緒に遊びたい、笑ってほしいと思いますよね。
でもどのように触れ合ったらいいのか、イマイチ分からないということありませんか?
新生児期だどあまり激しい遊びも出来ませんので、
触れ合うのも恐る恐るになってしまいます。
どんな遊びが赤ちゃんにとって楽しんでもらえるのか、
私もよくわからずネットで調べたりしました。
そんな経験を元に、月齢別に赤ちゃんとの遊びに関してまとめてました。
赤ちゃんの遊びと成長
赤ちゃんにとって遊びは、ただ楽しいというだけのものではありません。
例えば聞いたことのない音や見たことのない物は赤ちゃんにとっていい刺激になります。
そして日中の刺激は睡眠時に知識へ変換させていきます。
最初は絵本を眺めるだけだった我が子も、今はページをめくって遊んでいます。
こんなふうに遊びも月齢があがるごとに変化していきます。
また、ものを掴んだりボタンを押したりといった遊びは、
細かな指の動きを促すいい運動になります。
両手を上手に使えるようになれば、
コップを掴んで水を飲んだり食べ物を掴んで食べたりというような
食事の面でも生かされていきます。
生後0~2ヶ月
この頃の赤ちゃんは1日の半分以上を睡眠に消費します。
また、産まれたばかりのこの世界に適応しようとしている時期とも言えます。
この時期はとにかくいっぱい赤ちゃんに触ってあげてください。
赤ちゃんに触れることは肌を通じたコミュニケーションになります。
実際、カンガルーケアといって
出産後すぐに赤ちゃんを抱っこするという保育方法が世界的に実施されています。
それくらい触れるというコミュニケーションツールは重要視されているのです。
赤ちゃんの機嫌のいいときにほっぺや手、お腹など触ってみて下さい。
また、声をかけることもおすすめです。
赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいるときから音を認識しています。
たくさん声を掛けることで赤ちゃんにとっては楽しい遊びになり、
また、いい刺激にもなります。
首が座ったら
生後3ヶ月頃には首が座り、成長の早い赤ちゃんでは寝返りをする子もいます。
また、視力も発達し近くのもが見えるようになります。
定番ともいえる「いないいないばぁ」を好むのみこの時期からです。
赤ちゃんは隠れた顔の先にお母さん、お父さんがいるかなと考え
その通りになると喜びます。
ぜひたくさん「いないいないばぁ」をしてあげて下さい。
我が家では赤ちゃんの正面におもちゃを見せて
ゆっくり左右に動かすという遊びもしました。
赤ちゃんは目の前で動くもの追いかけてくれるのでいい刺激になります。
音にも反応するので音のなるおもちゃでやってみても楽しいですよ。
他にも定番の視覚を使った遊びとして絵本の読み聞かせがあります。
絵本の読み聞かせは視覚への刺激だけでなく聴覚への刺激にもなり
赤ちゃんも遊びながらたくさんの色や音に触れることが出来ます。
また、首が座るので、抱っこの仕方を横抱きから縦抱きにしてみて下さい。
見える世界が変わるので赤ちゃんにとってはそれだけも楽しいです。
天気のいい日は縦抱っこで散歩をするのもオススメです。
寝返りしたら
寝返りが出来るようになると自身で体を動かせるため見える景色も広がります。
我が子は寝返りしたばかりの頃はまだまだぎこちなく、
よく布団で寝返りの練習遊びをしました。
布団に我が子を寝かせて布団をゆっくり上へ傾けると
寝返りの手助けになりコロンと転がれます。
また、バスタオルや長座布団に我が子をうつ伏せに置いて、
引きずって移動するという遊びもしました。
この遊びは寝返り前の赤ちゃんでも仰向けに寝ながら出来るのでオススメです。
いろんな景色の変化が楽しめるだけでなく
寝ながらでも全身運動につながるので簡単な体力作りにもなります。
お座りしたら
お座りが出来るようになると拍手を出来る赤ちゃんもいます。
一緒にパチパチと拍手をするのもいいですが、
我が子は大人の両手を掴んでそのまま拍手をしたりもします。
自分ではうまくパチパチ音を出せなくても
大人の拍手を見聞きして少しずつ上手になっていきますよ。
また、この頃の赤ちゃんは簡単な言葉の意味を理解して
「ままま」「だだだ」などの音を繰り返します。
例えばおもちゃを見ながら音を発していたら
赤ちゃんに「おもちゃのこと?」「これはおもちゃだよ」と伝えます。
そうすることで、少しずつ認識していきます。
いろんな物で「あれは〇〇だよ「これは〇〇だよ」とおしゃべりするのも
赤ちゃんにとっては十分遊びになります。
ハイハイしたら
ハイハイもする時期なので行動範囲はぐっと広がります。
同時に遊びの幅も一気に広がります。
我が家ではボールを赤ちゃんに向かってゆっくりと転がして赤ちゃんが捕まえるといったボール遊びをします。
これによって赤ちゃんは「動くものを捕まえる」という動作が出来るようになります。
また、ちょっと離れたところにお気に入りのおもちゃを置いて
おもちゃの追いかけっこをするのも赤ちゃんの体力アップになりますよ。
ハイハイが出来るようになったら室内あそびが手狭に感じると思います。
そんな時は赤ちゃんが安全に遊べる子育て支援センターを活用してみてはいかがでしょう?
他の赤ちゃんの遊んでいる様子を参考に出来たり
赤ちゃん自身が他の赤ちゃんに刺激を受けます。
また、支援センターならおもちゃも豊富なので、
自宅に無いおもちゃをお試し出来ます。
お気に入りのおもちゃを見つけて購入を検討するのみいいですよね。
最後に
いかがでしたか?
そんなことが赤ちゃんにとっては遊びになるの?
と思うくらい簡単なものもあったかと思います。
私が特に大切だと思うのは赤ちゃんを「みること」です。
赤ちゃんは自分を見てくれていると感じると安心します。
その安心がベースにあるから色んな遊びにもチャレンジ出来るんだと思っています。
赤ちゃんとのいろいろな遊び方を紹介しましたが、
結局、赤ちゃんは大人が楽しそうにしているのが一番うれしいです。
一緒に「楽しい」を共有し、成長に合わせた遊びを試していって見て下さい。